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3:日本対話法研究会一員として
北海道の内田貴之は、対話法研究所 所長 浅野良雄さんが考案した「コミュニケーション理論〈対話法〉」と2019年2月に出逢い勉強し始めました。まずは出版著書・公開論文を読んでから浅野さんを北海道江別市(僕の母校)に招いて自主研修会をたっぷり長時間やってもらえて、知識としての理論に技術としての実践的トレーニングを併せることができました。 そのあとも他人に教えることのできるレベルまでスキル磨きを繰り返して、2019年5月から自殺予防団体-SPbyMD-主催『こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習』で〈対話法〉の講師ができるように「日本対話法研究会」に入会しました。

【公式HP】日本対話法研究会 公式サイト≫

日本対話法研究会に入会後しばらく経ってから現在に至るまで理事を務めています。一般会員でも講師は可能ですが、理事という組織の中枢に自ら入ることで「コミュニケーション理論〈対話法〉を道内に広めるべく頑張るぞ!」と一層気合が入っている状態です。

では、せっかくの機会なので以下の「コミュニケーション理論〈対話法〉とは?」をご精読いただいてから、講習で僕がよく出題する「確認型応答と反応型応答の見分けテスト」をやってみてもらいましょう♪
■コミュニケーション理論〈対話法〉とは?

・確認型応答


相手の言動に対して聴き手が「相手の言いたいことの要点」について自分の想像や推測を交え、それを相手に言葉で確認する応答のことです。 うわの空でも応対可能な「オウム返し」とは異なり、真剣に相手の話を聴きながら都度要点はなんだろうか?と想像や推測をしていなければ応対ができません。 その代わり「オウム返し」よりも質の高い応答が可能です。また「オウム返し」は相手から言葉が出ない限り聴き手は何もできませんが、「確認型応答」は相手の言動つまり言葉や態度を見た時点から聴き手が動けます。

もし相手が10分経過しても表情を曇らせたまま何か言いたそうな態度だけど言葉が何も出てこない場合、聴き手はその態度から「もしかすると話したい悩みは多々あるものの上手く脳内で言語化することができず困っているのかも」と想像や推測を働かせ、 『○○さんは多々抱えている悩みを私に伝えるための言語化が今、難しいんですね?』と言います。これが確認型応答の一例です。

・反応型応答


コミュニケーション理論〈対話法〉における反応型応答とは、簡単に言えば「確認型応答」に当てはまらない応答全ての集約です。代表的な応答としては「5W1Hの質問」「同感」「同調」「意見」「批判」「説教」などなどです。 確認型応答の定義は「相手の言動に対して聴き手が「相手の言いたいことの要点」について自分の想像や推測を交え、それを相手に言葉で確認する応答」でしたが、 一方で反応型応答の定義は、相手の言動に対して聴き手が思ったことをそのまま(※自分の想像や推測を交えることなく)相手に言う応答のことです。

これが日常の雑談であればいきなり反応型応答をしても問題ありません。相手が『ハンバーガーといえばモスが最高だ』と言ったとして聴き手が『いやいや、モスは美味しいけど高いから手軽なマックのほうが最高だべ』と応答する例(笑)。これが反応型応答です。 もし相手のこの発言に対して確認型応答をしたいなら一例ですが『モスの美味しさが○○さんにとって何よりも最高だと感じているんだね?』と自分の想像や推測を交えて確認します。 この例のように日常の雑談であれば、いきなり反応型応答をしても全く問題ありませんが、相手が命にかかわるような深刻な悩みを抱えていて話を聴いて欲しいと頼まれた際のコミュニケーションの場合は、相手の話の要点を都度確認しつつ聴かなければならないため、確認型応答が必須となります。

・従来のカウンセリング傾聴技法との違い


心理カウンセラーや産業カウンセラーたちが学習するカウンセリング傾聴技法のことを〈対話法〉と比較して「従来のカウンセリング傾聴技法」と呼称しています。座学時間も非常に長い上に実践的なトレーニングの基礎を習得するに至るまでもとても大変で、月単位でかかります。 それを「友人との悩み相談」や「職場での報連相」など一般人が日常生活の範囲内だけで使うことを前提として学習するとなれば、カウンセラーのように月単位もかけて学ばなければならず過酷な壁があります。 その過酷な壁を打破すべく内閣府や厚労省が見つけた突破口は「うなずき・あいづち・オウム返し」の3点セットだけを抽出することでした。この3点セットだけであれば実践的なトレーニングも含め、学習時間は30分あれば充分とされています。

しかしながら「うなずき・あいづち」まではコミュニケーションとして普通ですが「オウム返し」は問題点があります。「オウム返し」というのは読んで字のごとく、オウムのように相手が言った言葉をそのまま繰り返すだけです。 聴き手から何も反応が無いよりはマシかもしれませんが、極端に言えば「オウム返し」は相手の長い話を真剣に聴かず、半分うわの空であってもできてしまいます。相手の長い話の中から特に記憶に残ったフレーズやキーワードを単に繰り返すだけですから…。

この3点セットの抽出された従来のカウンセリング傾聴技法を自殺予防の「ゲートキーパーになりたい一般人」に学習させているのも厚労省です。厚労省発行のテキストやガイドラインに従って各自治体が研修会を開催しています。 ゲートキーパーというものは「友人の悩み相談」の中でも特に「命にかかわるような深刻で重たくセンシティブな悩み」であることが中心で、そうした悩みを時には何時間も語られて聴くという役目の人です。 ゲートキーパーにとって「うなずき・あいづち・オウム返し」の3点セットだけでは頼りにならないことに気づいたのが、自殺予防団体-SPbyMD-であり、従来のカウンセリング傾聴技法に取って代わるものとして「コミュニケーション理論〈対話法〉」を公式導入したのです。

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